電マは本来は健康用器具として開発されましたが、最近ではラブグッズとしての用途も広く知られるようになりました。
そして多くの方が電マの刺激に快感を感じて、オナニーやエッチの際に積極的に使用しています。
しかし、電マには「使いにくい」「うるさい」などのようなデメリットになりうる点もあります。
今回の記事では、電マのデメリットを3点紹介し、それぞれの対策を解説します。
体験談を交えながら、等身大の目線で解決するのでぜひ参考にしてください。
もくじ
電マのデメリットその1:ハマって依存してしまう……
電マを使用するときに絶対に気をつけておきたいことは、ハマってしまうことです。
ハマってしまうほど気持ちよくなれるのはメリットでもある反面、依存してしまうと電マが使用できない環境のときに困ってしまいます。
この章では、電マへの依存が生じた時にどのような感じでデメリットを感じるのかについて解説します。
どっぷりハマってしまうとどうなる?
「電マにハマる」程度は、人によってマチマチです。
心から楽しめている状態で、エッチやオナニーが以前よりも楽しめる状態になったのであればハマることは決して悪いことではありません。
デメリットとなるのは、以下に該当する場合です。
- 電マの強い刺激に慣れてしまい、その他の刺激では物足りなく感じる
- 毎日何度もオナニーをしてしまう
- 痛みを感じる
このようにどっぷりとハマってしまうと、エッチやオナニーの際に電マがないと物足りなさを感じるようになります。
楽しめないだけでなく、エッチやオナニーが苦痛になったり、日常生活に不自由を感じることも……。
刺激が強い電マだからこそ、使い方に注意が必要です。
ハマり過ぎないようにするための対策
電マの振動にハマりすぎないための対策としては以下の方法があります。
- ディルドなど電動で動かないタイプのラブグッズを使用する
- 使用頻度を少なくする
- 振動の強さを「弱」に調節する
- ローターや初心者向けのディルドを選ぶ
強い刺激を頻繁に与え続けるとだんだん慣れて感覚が麻痺してしまうため、その前にセーブするように意識しましょう。
また、電マの種類によっては刺激が強すぎることもあるため、電マに慣れていない方は初心者向け電マを選ぶように心がけましょう。
初心者向けのディルドはいくつか種類がありますが、おすすめは以下のとおりです。
初心者向けのおすすめグッズ①フェアリーミニ
フェアリーミニは、コンパクトなサイズながらしっかりと振動を感じられる定番の電マです。
フェアリーミニ
実力のある人気のシリーズなので「失敗したくない」という方は、まずはフェアリーシリーズから手に取ってみてはいかがでしょうか?
フェアリーミニは、振動の段階が調整できるのでおとなしいモードから使用されることをおすすめします。
フェアリーミニについてについて詳しく知りたい方は「ラブグッズレビュー フェアリーミニ」をご覧下さい。
初心者向けのおすすめグッズ②denma DAISY
コンパクトで外観もかわいい電マといえば「denma DAISY(デンマデイジー)」が人気です。
denma DAISY(デンマデイジー)
フェアリーミニよりも少しパワーは劣りますが、バッテリー式の電マの中ではもっとも人気の高いものの一つです。
ヘッドの部分がコンパクトなので、弱めの振動であれば強い刺激に依存してしまうリスクを抑えられます。
これらの他に、振動しないタイプのおとなのおもちゃを試すのもよいでしょう。
denma DAISY(デンマデイジー)の詳しいレビューを知りたい方は「ラブグッズレビュー・初心者にもおすすめのdenma DAISY(デンマデイジー)」をご覧ください。
電マのデメリットその2:使用時に痛みがある
電マを使用する際に痛みを感じるようになることもあります。
そもそも電マを誤った使い方で使用している場合は使い方を改めなくてはならないのですが、ここでポイントにしたいのは正しく使用しているのに痛みを感じるときです。
ラブグッズの間違った使い方の解説は、以下の記事を参考にしてください。
電マが痛いと感じる理由
電マを使用して「痛い」と感じる理由はいくつか考えられます。
一つずつ確認してみましょう。
振動が強すぎる
電マの魅力でもある「振動の強さ」が痛みの原因になっている可能性は十分にあります。
そもそも電マはラブグッズではなく、マッサージやリラックスのための健康器具として開発されました。
身体のデリケートな部位に使用には、形状・素材・振動の強さなどがマッチしておらず、「痛い」と感じてしまう原因になるのは当然のことともいえます。
ラブグッズとして開発されたラブグッズは、素材や形状など安全に快感を得られるように工夫されていますが、他のグッズと比較して振動の強さを特徴とするものが多いです。
したがって、強い刺激に慣れていない方は、使い方によっては電マを「痛い」と感じるかもしれません。
当て方が悪い
電マを使用する際に、強く押しつけたり電マの先端を動かしたりするのも痛みの原因になります。
電マは元々強く振動しているので、それ以上の刺激を自分の手で加えると刺激が強くなりすぎます。
特にパートナーと一緒に使用する際に、相手の方が電マの正しい使用法を理解していない場合に要注意です。
パートナーが痛みを感じる当て方をしてくる場合には、正直に痛みがあることを伝えましょう。
電マを「痛い」とする方の声
電マを使用して「痛い」とする方の声は、インターネットやSNS上にも多数あります。
やはり、使用しすぎたり使い方を誤ったりすることが原因になっているようです。
ただし、痛みは大きなトラブルにつながる可能性もあるため、他にも悩んでいる人がいるからといって安心しないようにしましょう。
電マが痛いときの対策
電マを使用したときに痛みがあるときの対策は、いくつか考えられます。
下着ごしに当てる
電マを使用して痛みがあるときには、強い振動がダイレクトに伝わらないようにすることが重要です。
私のおすすめは、下着越しに電マを使用する方法です。
ほかに、パワーを「弱」にしたり、初心者向けの電マを選んだりすることも効果的な対策になるでしょう。
上記の工夫で強さを調節して快感を得られるのであれば、痛みを卒業して電マを楽しめるようになるかもしれません。
下着越しのオナニーの方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はぜひチェックしてください。
当て方を工夫する
電マのヘッド部分のあて方によっても痛みを軽減できる可能性があります。
痛みを感じてしまうときによくあるのが、足を大きく開いてクリトリスがむき出しになったところに電マをあてがっているケースです。
このような無防備な状態で電マを当てると、強烈な刺激を感じます。
また、刺激を軽減するためにはフェアリーミニのようなヘッド部分の小さいコンパクトタイプの電マを選ぶのも効果的です。
姿勢に気をつける
電マを使用して痛みがあるときには、仰向けではなく座ってオナニーをするように変更してみましょう。
仰向けで電マを使用すると、どうしても電マの重みで強く押し当てるような形での刺激が加わってしまうためです。
必要以上に刺激を与えないためには、ソファや床に座った状態で電マを使用しましょう。
クリニックで相談をする
激しい痛みを感じるときや日常生活でもズキズキとした痛みが残ってしまうときには、クリニックで相談をして診察を受けましょう。
デリケートな問題なのでクリニックに行かずに済ませてしまいがちですが、痛みがより強くなると完治までに時間がかかる場合もあります。
できるだけトラブルを小さく済ませるためにも、できるだけ早い段階でクリニックに相談するとよいでしょう。
電マのデメリットその3:音がうるさい
パワーの強い電マは、振動音の大きさがデメリットになることもあります。
この章では、電マの音に関するデメリットを解説します。
電マの音量
製品にもよりますが、多くの電マは音が大きいことがあります。
特に実家に住んでいる方やマンション・アパートにお住まいの方は、振動音が気になるかもしれません。
最悪のケースでは、振動音から同居している相手や隣の部屋に住んでいる人が異変を感じる可能性もあります。
私自身、誰にもバレない状況であっても「音が大きいと大きいとそれだけで集中できなくなる」タイプです。
大きな音が心配な方はしっかりと対策を事前に考えましょう。
電マの音が大きいときの対策
電マのボリューム対策にもいくつかの方法があります。
この章では、4つの対策をご紹介します。
家に人がいないときを狙って使用する
現実的な方法の一つは、家族や隣家の人が確実に不在のときに電マを使用することです。
実際に実家やアパートで利用する方の多くは、時間やタイミングを気にしながら電マを使用している方が多いと思います。
私も実家で過ごしていたときには家族のいない時間を狙っていました。
予定が変わって同居人が早く帰ってきたり、不在だと思って油断していたら実際には在宅だったりするケースには十分に注意しましょう。
ダミーの音楽やサウンドを流す
別の音で電マの振動音を紛らわせる方法もよく使われます。
- 電マを使用する際に音楽を流す
- 普段からサーキュレーターや掃除機などの振動する家電を作動させておく
私の友人は、実際に自分のあえぎ声の対策のためにも、オナニーの際に必ずお気に入りの曲を流すようにしているそうです。
ただ、振動とは音の種類が異なるので「気休めにしかなってない」とは言っていました。
普段からモーター音をさせておくのは、振動音のダミーとしてはかなり効果的です。
家族が電マのモーター音に気がついたとしても「掃除をしてた」といった風に焦らずにごまかせます。
音楽や音でごまかすときには急に部屋の扉を開けられるとごまかせなくなるため、扉のカギをかけるのも忘れないようにしましょう。
電マをタオルや布団で覆う
振動音を抑えるためには、電マをタオルや布団などの布で覆うのも効果的です。
電マのヘッド部分を覆うのは振動対策としても効果的だし、気軽に実践できるのでぜひ気軽に試して下さい。
タオルは下着や身体が濡れたときの対策にも使えるので、1枚用意しておくととても便利です。
静音タイプの電マを使用する
静音タイプの電マを選ぶことも電マのデメリットである音対策として重要なポイントです。
どんなに対策をしても、電マの振動音を抑えないことには効果的ではありません。
電マは製品によってボリュームがそれぞれ異なるため、安心して使用できるものを選びましょう。
一般的な電マは50~70デシベル程度の音量で設計されていますが、40~50デシベル程度の静音タイプのものもあります。
音の大きさ | 目安 |
---|---|
40デシベル | 図書館内の音程度(静か) |
50デシベル | 家庭用エアコンの室外機程度(普通) |
60デシベル | 人の会話程度(普通) |
70デシベル | 掃除機のボリューム(ややうるさい) |
電マのデメリットその4:手軽に利用しづらい
電マは、サイズ・重量の面でほかのラブグッズと比較をすると手軽さに欠ける傾向があります。
また、「あまりかわいくない」というイメージを抱いている方も少なくありません。
この章では、電マ利用の手軽さについて解説します。
電マのフォルム・サイズ
電マのサイズは製品ごとに異なりますが、女性が片手で持ったときには少し重みを感じるサイズのものが多いです。
また、強力なパワーを強みとした電マは、バッテリー式ではなくコード式のものが多いです。
電源コードタイプのものは、コードの届く範囲にコンセントが必要なことや、使用時にコードが邪魔になることなどがデメリットに感じることがあります。
手軽に利用できないと、つい使用するのが面倒に感じてしまいがちです。
また、ホテルやパートナーの家などに持ち運んで電マを使用したいときに、手軽に利用できないことがネックになることもあります。
対策:コンパクトな電マがおすすめ
電マは、とてもバリエーションが豊富なので、コンパクトなタイプのものも多数販売されています。
なかでも、フェアリーミニやdenma DAISY(デンマデイジー)などの人気製品は、コンパクトながらパワーも強力です。
ラブグッズ初心者から上級者まで親しまれている人気シリーズなので、気になる方はぜひチェックしてください。
当サイトのレビュー記事も参考になるかと思います。
また、ローターは振動の弱さという点では初心者向けですが、先端が小さくてあて方が難しく感じることもあります。ローターを選ぶ際にも、初心者向けのものを選びましょう。
絆コレクションQUEEN’S ローターのような、初心者向けのローターもおすすめです。
絆コレクション QUEEN’S ローター
電マのデメリットその5:中イキできない……
中イキ派の方は、一般的にはディルドやバイブを使用することが多く、あまり電マは選ばれません。
しかし、中イキ派の方にも電マはおすすめです。
中イキ派の電マの楽しみ方
アタッチメントを取り付け可能な電マであれば、バイブのように中への刺激を楽しめます。
それどころか、アタッチメントを使用すれば電マならではの強力な振動を得られたり、奥まで届いたりと他のグッズでは得られない快感を得られることも。
そのためには、アタッチメントが使用できるタイプの電マを選びましょう。
アタッチメントの形状や素材によっても楽しみ方がことなるため、どの部分にどんな刺激を感じたいのかをイメージして購入することが重要です。
アタッチメントで中イキが楽しめる電マ
アタッチメントが充実した電マの代表例は、フェアリーシリーズです。
いくつかの形状の種類があるため、ほしい快感に合わせてアタッチメントを選べば飽きずに楽しめます。
電マのデメリットその6:見た目が大きくて少しごつい
電マは、サイズ感があって重量がどっしりしたものが多いため、見た目から少し抵抗を感じる方が多い用です。
最近は特にコンパクトな大人のおもちゃが増えているので、確かにバイブやローターと比較すると見た目から抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
私のおすすめは、アダルト通販店BeYourLover(ビーユアラバー)のレインボーケインです。
「挿入できる電マ」のキャッチコピーで売り出されているこちらの製品は、パステルカラーでこれまでの電マのイメイージからはかけ離れています。
使用すると、十分に電マとしてのパワーが感じられ、さらに挿入できる仕様になっているため、中で気持ちよくなれます。
ケインについて詳しく知りたい方は、以下のレビューで詳細を語っているので、ぜひチェックしてください。
まとめ
ラブグッズとしてとても人気の高い電マには、デメリットといわれる面もあります。
ただ、電マのデメリットの多くは比較的手軽に利用できます。
デメリットさえしっかりと把握して対策すれば、電マのよさを十分に堪能できるでしょう。
項目別にデメリットになりうる部分をまとめているので、気になるところだけでもぜひチェックください。